ＣｏｕｎｔｅｒＰｏｉｎｔ　ＳＡ−４．７−８台目真空管測定記録

ＳＡ−４．７台目、ＳＡ−４．８台目　　　　　　２０２５／１／２６．持込　　　２０２５／１／２７．測定終了。

出力管６ＬＦ６（６ＭＨ６、６ＬＸ６）「Ｐｃ＝40W」のバイアスの検討。 真空管ハンドブック（規格表）の相互コンダクタンス＝？？μmho 「Ｅｐ＝１６０Ｖ、Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｉｐ＝１４００ｍＡ、Ｅｇ１＝０Ｖ」、　RC-30 Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｔｕｂｅ Ｍａｎｕａｌより 測定は、　tv2b/uでは最大プレート電流が１００ｍAなのでEg１＝−３５Vに電圧を下げて測定。 Ａ級増幅のバイアスはどの位か？ 同じＴＶの水平出力管６ＪＳ６「Ｐｃ＝３３Ｗ」場合。 　　　　　「Ｅｐ＝１７５Ｖ、Ｅｓｇ＝１２５Ｖ、Ｉｐ＝１３０ｍＡ、Ｅｇ１＝−２５Ｖ、Ｇｍ＝１１５００μmho」 同じＴＶの水平出力管６ＫＤ６「Ｐｃ＝３３Ｗ」場合。 　　　　　「Ｅｐ＝１５０Ｖ、Ｅｓｇ＝１１０Ｖ、Ｉｐ＝１２０ｍＡ、Ｅｇ１＝−２２．５Ｖ、Ｇｍ＝１４０００μmho」 同じＴＶの水平出力管６ＫＱ５「Ｐｃ＝２４Ｗ」場合。 　　　　　「Ｅｐ＝１７５Ｖ、Ｅｓｇ＝１２５Ｖ、Ｉｐ＝１００ｍＡ、Ｅｇ１＝−２５Ｖ、Ｇｍ＝１０５００μmho」 以上から６ＬＦ６のＡ級増幅のバイアスは１００〜１４０ｍＡが適当。 　但し、８本にバラツキがある場合は、最大値に注意する。 又、少し出力が欲しい場合は、ＡＢ級増幅に移行して、バイアスは４０〜１００ｍＡが適当。 　この場合も、８本にバラツキがある場合は、最少値が０ｍＡにならない様注意する。

６ＬＦ６「Ｐｃ＝40W」と６ＪＳ６「Ｐｃ＝３３Ｗ」の外観比較、プレートの大きさは２０％（４０／３３＝１．２）以上大きいのでは？

Ｕ０１．　１本目「６ＪＳ６Ａ」。　Ｇｍ測定＝１１０００μmho、　Ｉｐ＝１０１．０ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。

Ｕ０２．　２本目「６ＪＳ６Ａ」。　Ｇｍ測定＝１１５００μmho、　Ｉｐ＝１１３．８ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。

Ｕ．TubeTester　ＨｉｃｋｏｋＴＶ−２Ｂ／Ｕによる付属真空管測定 ７台目付属　６ＬＦ６　Ｇｍ（相互コンダクタンス）、ＩＰ測定。 測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」で測定。 ７−１本目　Ｇｍ測定＝　９５００μmho、　Ｉｐ＝４９．２３ｍＡ。 ７−２本目　Ｇｍ測定＝　９５００μmho、　Ｉｐ＝４９．１３ｍＡ。 ７−３本目　Ｇｍ測定＝　９０００μmho、　Ｉｐ＝５３．６ｍＡ。 ７−４本目　Ｇｍ測定＝　９０００μmho、　Ｉｐ＝４２．１２ｍＡ。 ７−５本目　Ｇｍ測定＝１００００μmho、　Ｉｐ＝５２．２３ｍＡ。 ７−６本目　Ｇｍ測定＝１００００μmho、　Ｉｐ＝５４．０ｍＡ。 ７−７本目　Ｇｍ測定＝　９６００μmho、　Ｉｐ＝５１．２７ｍＡ。 ７−８本目　Ｇｍ測定＝　９０００μmho、　Ｉｐ＝４８．７１ｍＡ。 ８台目付属　６ＬＦ６　Ｇｍ（相互コンダクタンス）、ＩＰ測定。 測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」で測定。 ８−１本目　Ｇｍ測定＝　８２００μmho、　Ｉｐ＝４１．８６ｍＡ。 ８−２本目　Ｇｍ測定＝　８０００μmho、　Ｉｐ＝３９．２５ｍＡ。 ８−３本目　Ｇｍ測定＝　６９００μmho、　Ｉｐ＝３０．９３ｍＡ。 ８−４本目　Ｇｍ測定＝　８０００μmho、　Ｉｐ＝３９．６５ｍＡ。 ８−５本目　Ｇｍ測定＝　９３００μmho、　Ｉｐ＝６０．６ｍＡ。 ８−６本目　Ｇｍ測定＝　９０００μmho、　Ｉｐ＝４３．０７ｍＡ。 ８−７本目　Ｇｍ測定＝　７２００μmho、　Ｉｐ＝３１．０６ｍＡ。 ８−８本目　Ｇｍ測定＝　６５００μmho、　Ｉｐ＝２８．７０ｍＡ。 ６ＦＳ５　Ｇｍ、ＩＰ測定。 相互コンダクタンス＝１００００μmho、Ｉｐ＝９ｍＡがＲＣＡの規格値。 ７台目付属１本目　Ｇｍ測定＝９５００μmho、　Ｉｐ＝７．９１ｍＡ。 ７台目付属２本目　Ｇｍ測定＝２７００μmho、　Ｉｐ＝４．４４ｍＡ。 ８台目付属１本目　Ｇｍ測定＝４０００μmho、　Ｉｐ＝７．０６ｍＡ。 ８台目付属２本目　Ｇｍ測定＝３５００μmho、　Ｉｐ＝４．６１ｍＡ。 １２ＡＸ７　Ｇｍ、ＩＰ測定。 相互コンダクタンス＝１６００μmho、Ｉｐ＝１．２ｍＡがＲＣＡの規格値。 ７台目付属ユニット１　Ｇｍ測定＝２３００μmho、ＩＰ＝１．８２ｍＡ。 　　　　　　　ユニット２　Ｇｍ測定＝２４４０μmho、ＩＰ＝２．０１ｍＡ。 ８台目付属ユニット１　Ｇｍ測定＝２２００μmho、ＩＰ＝１．８５ｍＡ。 　　　　　　　ユニット２　Ｇｍ測定＝２４００μmho、ＩＰ＝２．０７ｍＡ。 Ｖ．TubeTester　ＨｉｃｋｏｋＴＶ−２Ｂ／Ｕによる購入真空管測定 購入６ＦＳ５　Ｇｍ、ＩＰ測定。 相互コンダクタンス＝１００００μmho、Ｉｐ＝９ｍＡがＲＣＡの規格値。 購入１本目　Ｇｍ測定＝１１５００μmho、　Ｉｐ＝８．３２ｍＡ。 購入２本目　Ｇｍ測定＝１０７００μmho、　Ｉｐ＝８．５０ｍＡ。 購入３本目　Ｇｍ測定＝　９５００μmho、　Ｉｐ＝６．９２ｍＡ。 購入４本目　Ｇｍ測定＝　９８００μmho、　Ｉｐ＝７．０９ｍＡ。 購入５本目　Ｇｍ測定＝１１０００μmho、　Ｉｐ＝８．３０ｍＡ。 購入６本目　Ｇｍ測定＝　９７００μmho、　Ｉｐ＝７．７０ｍＡ。

Ｕ．　TubeTester　ＨｉｃｋｏｋＴＶ−２Ｂ／Ｕによる付属真空管測定。画像をクリックすると、大きく（横幅2050ドット）表示されます。 Ｕ０．　真空管「６ＦＳ５」の規格。 　　　　　　　　　　　　真空管ハンドブック（規格表）の相互コンダクタンス＝１００００μmho 　　　　　　　　　　　　「Ｅｐ＝２７５Ｖ、Ｅｓｇ＝１３５Ｖ、Ｉｐ＝９ｍＡ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」 　　　　　　　　　　　　RC-30 Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｔｕｂｅ Ｍａｎｕａｌより

付属真空管「６ＦＳ５」左から　７台目付属１、２本目　８台目付属１、２本目。

Ｕ１１．　７台目付属１本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝９５００μmho、　Ｉｐ＝７．９１ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｓｇ＝１４０Ｖ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoの測定。

Ｕ１２．　７台目付属２本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝２７００μmho、　Ｉｐ＝４．４４ｍＡ。

プレート電流波形を観測しながら測定する。

Ｕ１３．　８台目付属１本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝４０００μmho、　Ｉｐ＝７．０６ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｓｇ＝１４０Ｖ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoの測定。

Ｕ１４．　８台目付属２本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝３５００μmho、　Ｉｐ＝４．６１ｍＡ。

プレート電流波形を観測しながら測定する。

Ｕ２．　真空管「１２ＡＸ７」の規格。　画像をクリックすると、大きく（横幅2050ドット）表示されます。 　　　　　　　真空管ハンドブック（規格表）の１２ＡＸ７（ＥＣＣ８３）　相互コンダクタンス＝１６００μmho 　　　　　　　　　「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｉｐ＝１．２ｍＡ、Ｅｇ１＝−２Ｖ」 1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30　Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ　Ｔｕｂｅ　Ｍａｎｕａｌ、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。　（１９６０／１９６２ナショナル真空管ハンドブック、インプレス　オーディオ用真空管マニアル、ＲＣ−３０　Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ　Ｔｕｂｅ　Ｍａｎｕａｌより）

真空管「１２ＡＸ７」。左から　７台目付属、８台目付属。足の緑青が出ている。

Ｕ２１．　７台目付属「１２ＡＸ７」　ユニット１。　Ｇｍ測定＝２３００μmho、ＩＰ＝１．８２ｍＡ。 　　　　　　　　Ｃレンジ＝３０００μmhoレンジでの測定、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｇ１＝−２Ｖ」

Ｕ２２．　７台目付属「１２ＡＸ７」ユニット２。　Ｇｍ測定＝２４４０μmho、ＩＰ＝２．０１ｍＡ。

プレート電流波形を観測しながら測定する。

Ｕ２３．　８台目付属「１２ＡＸ７」　ユニット１。　Ｇｍ測定＝２２００μmho、ＩＰ＝１．８５ｍＡ。 　　　　　　　　Ｃレンジ＝３０００μmhoレンジでの測定、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｇ１＝−２Ｖ」

Ｕ２４．　８台目付属「１２ＡＸ７」ユニット２。　Ｇｍ測定＝２４００μmho、ＩＰ＝２．０７ｍＡ。

プレート電流波形を観測しながら測定する。

Ｕ３．　付属真空管「６ＬＦ６」の規格。　画像をクリックすると、大きく（横幅2050ドット）表示されます。 　　　　　　　　　　　真空管ハンドブック（規格表）の相互コンダクタンス＝？？μmho 　　　　　　　　　　　　「Ｅｐ＝１６０Ｖ、Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｉｐ＝１４００ｍＡ、Ｅｇ１＝０Ｖ」 　　　　　　　　　　　　RC-30 Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｔｕｂｅ Ｍａｎｕａｌより 　　　　　　　　　　　　tv2b/uでは最大プレート電流が１００ｍAなのでEg１＝−３５Vに電圧を下げて測定。

７台目付属真空管「６ＬＦ６」右から１番目、２番目、、、、８番目。

Ｕ３１．　７台目付属１本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝９５００μmho、　Ｉｐ＝４９．２３ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。

Ｕ３２．　７台目付属２本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝９５００μmho、　Ｉｐ＝４９．１３ｍＡ。

Ｕ３３．　７台目付属３本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝９０００μmho、　Ｉｐ＝５３．６ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ａレンジ＝３００００μmhoでの測定。

Ｕ３４．　７台目付属４本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝９０００μmho、　Ｉｐ＝４２．１２ｍＡ。

Ｕ３５．　７台目付属５本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１００００μmho、　Ｉｐ＝５２．２３ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。

Ｕ３６．　７台目付属６本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝１００００μmho、　Ｉｐ＝５４．０ｍＡ。

Ｕ３７．　７台目付属７本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝９５００μmho、　Ｉｐ＝５１．２７ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。

Ｕ３８．　７台目付属８本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝９０００μmho、　Ｉｐ＝４８．７１ｍＡ。

Ｕ４．　８台目付属真空管の測定。 ８台目付属真空管「６ＬＦ６」右から１番目、２番目、、、、８番目。

Ｕ４１．　８台目付属１本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝８２００μmho、　Ｉｐ＝４１．８６ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。

Ｕ４２．　８台目付属２本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝８０００μmho、　Ｉｐ＝３９．２５ｍＡ。

Ｕ４３．　８台目付属３本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝６９００μmho、　Ｉｐ＝３０．９３ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。

Ｕ４４．　８台目付属４本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝８０００μmho、　Ｉｐ＝３９．６５ｍＡ。

Ｕ４５．　８台目付属５本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝９３００μmho、　Ｉｐ＝６０．６ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。

Ｕ４６．　８台目付属６本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝９０００μmho、　Ｉｐ＝４３．０７ｍＡ。

Ｕ４７．　８台目付属７本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝７２００μmho、　Ｉｐ＝３１．０６ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝Ｅｓｇ＝１６０Ｖ、Ｅｇ１＝−３５Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoでの測定。

Ｕ４８．　８台目付属８本目「６ＬＦ６」。　Ｇｍ測定＝６５００μmho、　Ｉｐ＝２８．７０ｍＡ。

プレート電流波形を観測しながら測定する。

測定電源は安定化（電圧・周波数）電源を使用し、ＡＣ１１５Ｖ　６０Ｈｚで行う。

測定に使用する変換アダプター。　左＝５０ＣＡ１０→ＵＳ８ピン、右＝６ＬＦ６→ＵＳ８ピン。

Ｖ．　TubeTester　ＨｉｃｋｏｋＴＶ−２Ｂ／Ｕによる購入真空管測定。画像をクリックすると、大きく（横幅2050ドット）表示されます。 Ｖ０．　真空管「６ＦＳ５」の規格。 　　　　　　　　　　　　真空管ハンドブック（規格表）の相互コンダクタンス＝１００００μmho 　　　　　　　　　　　　「Ｅｐ＝２７５Ｖ、Ｅｓｇ＝１３５Ｖ、Ｉｐ＝９ｍＡ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」 　　　　　　　　　　　　RC-30 Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｔｕｂｅ Ｍａｎｕａｌより

購入属真空管「６ＦＳ５」左から　１、２本目．．．６本目。

Ｖ１．　購入１本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝１１５００μmho、　Ｉｐ＝８．３２ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｓｇ＝１４０Ｖ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoの測定。

Ｖ２．　購入２本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝１０７００μmho、　Ｉｐ＝８．５０ｍＡ。

Ｖ３．　購入３本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝９５００μmho、　Ｉｐ＝６．９２ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｓｇ＝１４０Ｖ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoの測定。

Ｖ４．　購入４本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝９８００μmho、　Ｉｐ＝７．０９ｍＡ。

Ｖ５．　購入５本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝１１０００μmho、　Ｉｐ＝８．３０ｍＡ。 　　　　　　　　　　　　　　　測定条件、「Ｅｐ＝２５０Ｖ、Ｅｓｇ＝１４０Ｖ、Ｅｇ１＝−０．２Ｖ」、Ｂレンジ＝１５０００μmhoの測定。

Ｖ６．　購入６本目「６ＦＳ５」。　Ｇｍ測定＝９７００μmho、　Ｉｐ＝７．７０ｍＡ。

プレート電流波形を観測しながら測定する。

Ｓ．　ＣｏｕｎｔｅｒＰｏｉｎｔ　ＳＡ−４　の仕様（マニアル・カタログより）

型式 管球式モノラルパワーアンプ　ＳＡ−４ 出力 140W(8Ω) 280W(16Ω) 周波数帯域幅 0.1Hz〜50kHz 歪率 0.1%以下(最大出力時) 0.02%(20W出力時) 使用真空管 ECC83 6LF6 x8 6FS5 x2 電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz 消費電力 200W(通常使用時)、700W(実行出力時) 外形寸法 幅480x高さ170x奥行480mm 重量 26kg その他 ブループリント基盤．．後期型 グレイ基盤．．前期型。 価格 ￥1,000,000(1台、1984年発売) ￥900,000(1台、年代不明)

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ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。 　写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 　　　Copyright(C) 2025　Amp Repair Studio All right reserved.